北九州フードフェスティバル2018

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「Foodies Generation」世代間の食意識

世代によって「食」に大きな意識の違いがあると考えたことがありませんか。 それは言い換えれば、世代間における文化の違いそのものかもしれません。 例えば「Foodieフーディ」という言葉があります。
「食通」という意味の比較的新しい言葉ですが、私たちが食通という言葉を想像す るときには「グルメ」という言葉の方が適切かもしれません。 グルメとブーディはどう違うのか?
それの違いこそが今の食文化に大きく関わる「食意識」に現れていると思っています。
一言でいうと世代間での食意識の違いです。
1990年代人気になった番組「料理の鉄人」当時のフレンチの鉄人、坂井さんのレス トランにいた私が体験していた世界は「グルメ」「美食」と料理をするという行為 自体が注目された時代だったと思います。その中にいた私は常に違和感を感じてい ました。
もっとルシーで、もっとリーズナブルな食を提供したいと独立開業し、試行錯誤 しながら料理を作ってきた中で、少しずつ食への意識の変化に気づいてきました。
「食」がファッショナブルなものになり、さらに健康、安全、環境といったキー ワードが加わり、これまでの「グルメ」ではなく、健康や環境を含めてこだわる人 たちの食意識が「フーディ」と呼ばれるようになったのです。我々世代にとって 「食」はライフスタイルや価値観に密接に関わるようになったのです。

新時代の食とは

食に対する意識や価値観は、時代や世代によって大きく違うことは皆さんも感じる ことが多いと思います。Foodieフーディと呼ばれる僕たち世代は環境にやさしく、健康を意識する。僕たちの世代にとって、伝統的で画一的な価値観は、少し窮屈に 感じることがあります。
ではこの先の食意識はどうなっていくのでしょうか?それを予測する鍵はすでに私たち自身の中にあると思います。
どのお店も同じような外観内装のチェーン店が増えて、万人受けするように最適化 された料理の数々は「個性」をなくしてしまってます。「私がこの料理を選んだの は、こういう理由です」と意思表示できる世界観を目指したいのです。
目の前の料理がそこに届くまでには多くの人の手が関わっています。
農家の方々が毎日手入れをしながら多くの時間をかけて育てた野菜達、漁師の皆さ んが時には海の上で寝泊まりしながらでも持ってきてくれた魚介類、畜産農家さんも日々手をかけて育てた肉類。
食材を集めて一つの作品に仕上げる料理人は生産者の想いにあなたへの想いをのせ て目の前に出てくるのです。店の雰囲気と相まってさらに心にのこる体験を演出されて、、、
限られた選択肢から選ぶより、自分たちが信じる価値観を共有したい。そう想うよ うになってきていると感じています。

北九州フードフェスティバルが目指す世界私はこれまでいくつかのイベント実行委員長を経験してきた中で、お客様は潜在的に「行き先で新しい出会いを求めている」と気づいたんです。
お得な情報や楽しい体験、未体験の空気感、雰囲気など人それぞれ価値観の違いがあれど「違う場所から来たのに同じ経験を共有している」ことには特別感がありま すし、思いがけず得られた情報には価値があると感じています。
イベントとはメディアである。 北九州フードフェスティバルは、北九州のフードメディアとしてレビューサイトで は見ることができない地域の良さ、お店の良さ。さらにはお店ごとの取り組みや雰 囲気を来てくださった方々に広く届けること、さらにはデザインや装飾など目に見 えるエンターテイメント性に、時代の空気感やカルチャーをうまく取り込んでいく ことを考えて表現、発信する必要があると思っています。

我々は北九州フードフェスティバルを通じてでしか知りえなかった情報や体験、人 との出会いを提供する。 「ソーシャルフードイベント」これこそが私が目指す「北九州フードフェスティバ ル」です。

北九州フードフェスティバル実行委員長 杉野重人

(最終更新:2018年9月27日)

Access

北九州フードフェスティバル 2018年10月6日(土)〜7日(日) 11:00〜21:00(7日は19:00まで)
小倉駅JAM広場、小倉城口ペデストリアンデッキ

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